【天文】捉えた!巨大恒星誕生の瞬間
- 1 :名無しのひみつ 2011/12/31(土) 14:28:41.51 ID:???
- ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、巨大な星の誕生
PHOTO BY NASA AND ESA
http://www.spacetelescope.org/videos/heic1118a/
VIDEO BY NASA
アメリカ航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡が、新たに生まれつつある
星を発見した。
S106IRという名のこの星の大きさは太陽の約15倍で、はくちょう座と同じく約
2,000光年彼方に存在する。大量のガス雲と塵で形成され、その量は太陽の
2万5,000倍以上。この星はいままさに成熟期を迎え、天文学者が言うところの
主系列星になりつつある。いずれは太陽のように絶えず輝き続ける星になるだろう。
もっとも、現段階のS106IRは紫外線を大量に放出し、周囲のガス雲を華氏
1万8,000度以上の高温状態にさせているところだ。水素ガスが青く光っている
のはこのため。中央に見える赤い色の“道”は温度が比較的低い塵が集まって
できたもので、ところどころ見えにくくなっている。が、その下の部分が輝いている
ことが分かるだろう。
誕生してまもない星は大量のエネルギーや塵を放出するのが通例で、S106IRも
画像で分かるように、その両側が巨大なチョウの羽のように突き出ている。S106IR
は今回のプロセスを経たあと、水素とヘリウムの反応が進むにつれ約100万年
以内に青く輝く星となるだろう。
S106IRは誕生も劇的だったが、最終的にはもっと大きな爆発が起きて終わりを
迎えることになると思われる。銀河に輝く超新星となって。
TEXT BY ADAM MANN TRANSLATION BY GMOスピード翻訳/鈴木真一
WIRED日本語版 2011年12月25日
http://wired.jp/2011/12/25/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%96%E3%83%AB%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%9C%9B%E9%81%A0%E9%8F%A1%E3%81%8C%E6%8D%89%E3%81%88%E3%81%9F%E3%80%81%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E6%98%9F%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F/
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